夢と涙と神山くんと、

ただのおたくのひとりごとです。

東京ドームという特別な場所

人生で初めて東京ドームに足を踏み入れた。

 

 

いつか神山くんがデビューして、単独でコンサートをするその日まで絶対に足を踏み入れないと決めて、こだわり続けて14年、やっとその日が来た。

 

初の京セラドームでのコンサートを最後に、私はジャニーズWESTのコンサートに行かなくなった。

神山くんが出演している舞台以外は観に行かなかった6年間。

アイドルをしている神山くんを見なかった6年間。

 

 

6年ぶりにアイドルをしている神山くんを見たのは、202271日、京セラドームでのツアー初日公演、神山くんの29回目の誕生日の日だった。

 

コンサートが始まる前、会場は辺り一面緑の光で埋め尽くされていた。こんな多くの人にお祝いされる、愛される神山くんは本当にすごいなと思うともう既に泣きそうだった。この景色を、早く、今すぐにでも神山くんに見てほしいと思った。

 

コンサートが始まった。1曲目は私がジャニーズWEST1番好きな曲"for now and forever"だった。メインステージの上からゴンドラに乗って出てくる登場の仕方も、セトリのアンケートで書いた私の理想そのものだった。脳内で作り出したドーム公演?!と思った。そして6年ぶりに見るジャニーズWESTの姿に思わず涙が出た。私が知っているジャニーズWESTよりも、もっともっと素敵になったジャニーズWESTがそこにいるのに、昨日まで見ていたかのような、あぁ私ここに戻ってきたんだとなんだかとても懐かしくてホッとして、すごく安心した。

ここ1.2年の曲の知識だけがあまりない状態で特に予習はしていかなかったけれど、置いていかれてるような気持ちにはならなかった。むしろどんどん今のジャニーズWESTの魅力に引き込まれていった。

 

アイドルとして歌って踊る神山くんは記憶よりもずっとずっとかっこよくて最高だった。離れたからこそ改めて好きになってまたこうやって行くことが出来ているのだけれど、6年間もこの姿を見てない私は馬鹿だなと思った。変わらずに変わっている神山くんがいて、あぁ私の大好きな神山くんがいると何度も何度も実感した。当たり前のようにギターを弾いている姿でさえも感慨深かった。

 

東京ドームは最初と最後の公演に入った。初めて踏み入れるコンサート会場、とにかく広い。でかい。初日は同じ空間にいると思えないぐらい小さくて遠い席だったけれど、東京ドームという場所でパフォーマンスをする神山くんを見守るような気持ちで見ることができた。2日目はアリーナで、ドームなのに神山くんを肉眼でガッツリ見れた。こんな至近距離で神山くんを見たのはいつぶりだろうと、トロッコに乗って手を振りながらキラキラしている神山くんに思わずボーッと見惚れてしまった。アイドルの存在は現実だけど非現実で、このアイドルでしか感じることのできない好き!かっこいい!という感情が久々で、もうそれだけで楽しくて満たされた。

 

当たり前だけれど、こんなにもジャニーズWESTを好きな人がいて、同じ時間を共有しているという事実がすごいなと思った。そして何よりこの景色を見せてくれた、いつかこの日が来ると信じさせてくれた、ずっと好きでいて良かったと思わせてくれた神山くん、本当にありがとう。そして本当に本当におめでとう。

 

トリがとにかくエモさと新鮮さと喜びで大騒ぎだった。全体的にどの時期に応援し始めたジャニーズWESTのファンでも楽しめるセトリだったなと思う。一曲目でもう既に来てよかったと思っていたが、狂愛三部作と言われている、Can't stopCriminalEternalがきた時は、絶対にやって欲しいとは思っていたけれどいざ本当にやってくれるとなると叫び倒したいほど嬉しかった。どの曲もその年のツアーの特にかっこいい曲で毎回死ぬほど楽しみだったのに、それをまとめて全部見れるスーパーお得セット。東京ドームでセトリ落ちしてしまったのは本当に勿体無いので絶対に映像で残して欲しい。後世に受け継がなければならない。

東京でA!groupがゲストで出てきた時に、神山くんと流星が作ったANSを演奏してくれたことももちろん嬉しかったけれど、Stray dogs.がめちゃくちゃ嬉しかった。神山くんが後輩のために作った曲まで聞けてしまう東京ドームありがとう

 

オープニングといいもう思い残すことないじゃん?!と思って油断していたらYSSBからのパリマニ特にパリマニは2番の振付を踊る神山くんが好きなので、2番をチョイスしたのはあまりにも理想すぎてまた脳内で作り出したドーム公演だと思った。そして予習していなかったPUSHという最強ソングに出会った。私の大好きな神山智洋が詰まりすぎていた。サングラスをかけてムービングステージの上でバチバチに決める神山くんがあまりにも好きで、できることなら時が止まって欲しかった。

 

Can't stopからPUSHまでで私はもう完全に燃え尽きた。と思っていたら、アカンLOVE〜粉もん〜ホルモンという「本当に6年ぶりのコンサートなのか?!」と思うぐらい振り付けも完璧に踊れる怒涛のメドレーがきた。こんなの楽しくないわけがない。

 

そして最後のバンドパートで歌うまジャニーズWESTをこれでもかと見せつけられた。終盤であんな声が出るのはすごい。私はここで"僕らの理由""サムシング・ニュー"に心を掴まれた。京セラでの公演で初めて聴いて以来、東京ドームまでの期間毎日のように聴いた。今もずっと聴いている。正直、応援ソングは簡単に「頑張れ」っていうけどポジティブな感情で歌うあなたに私の気持ちなんて分からないみたいな捻くれた気持ちで聞いてしまうので苦手だった。でも特にこの2曲は、私生活で落ち込むことがあった私をずっとずっとジャニーズWESTが励ましてくれているような気持ちにさせてくれた。歌詞やメロディーの良さはもちろん、力強くて優しいWESTの歌声に包まれて、時には涙が止まらなくなるぐらい心にくることもあった。応援して10年以上経っても、また新しい感情で好きだと思えた。

 

そして1番最後にええじゃないか。あまりにも完璧すぎるセトリだよ。ええじゃないかをこんなに楽しく笑顔で聴ける未来があって本当によかった。

 

ツアーのオーラスのWアンコールでバンバンのイントロが流れた時、感動と喜びと驚きで感情がいっぱいになった。重岡くんのソロパートから始まるバンバンなんていつぶりだろうかグッとくるものがあった。

 

楽しかった過去と楽しい今、色んな記憶が蘇りながらも変わらず大好きな神山くんがそこにいて、メンバー6人がいて、これからもずっと7人一緒にこのステージに立ち続けて欲しいと心の底から思った。

 

そしてジャニーズWESTと1つになった気持ちになれる最後の一本締め。この世のエンタメの終わり方史上1番好き。終わるのが悲しいはずなのに最後の最後まで笑顔になって前向きな気持ちになれる。何回聞いても感動するけれど、東京ドームの一本締めは流石に鳥肌が立った。ここにいることができて幸せだなぁと思った。

 

 

最高のドーム公演だった。この日をずっと待っていて良かった。ジャニーズWEST、ありがとう。

 

 

どんな神山くんも大好きだけれど、やっぱり歌って踊ってアイドルをしている神山くんが大好きだなと改めて思った。今年で神山くんに出会って15年目。神山くんを好きでいることが当たり前になったのはいつからだろうか。20年、30年経っても変わらず変わり続ける神山くんでいてね。